近況報告

長政研レポ−ト vol.18 秋穫号<平成16年10月>
さすがにいくつもの台風の襲来から、朝晩めっきり涼しくなりましたが、皆様にはお元気ですか。 今年ほど台風の恐ろしさ、怖さを実感させられる年はないのではないでしょうか。夏の強烈な暑さとともに 何度も日本に襲来、和歌山県にも大きな爪跡を残しました。台風被害は農林水産関係にも大きな影響を及ぼし、 本県において、8月30日の台風16号だけで柿が3億2千万円、みかん1億8千万円をはじめとして10億円を越える被害を及ぼし、 秋の実りに深刻なダメ−ジをもたらしました。被害にあわれた方々には謹んでお見舞いを申し上げます。 2度の大きな地震もありましたし、30メ−トル以上の強風が何時間も吹きつづけたり、たたきつけるような雨が続いたりと、 うちの家がつぶれるのではないか、看板が路上に落ちはしまいかと心配の連続でありました。 東南海・南海大地震発生の可能性も高い昨今、日頃の備えの必要性を思い知らされた次第です。 今年の暑い夏は地元のお祭り行事や高松勝手連でのよさこい踊り参加等、いい汗がずいぶんかけました。 9月議会も終って、10月、11月と県内外視察、出張も多く、スポ−ツ行事も少なくないので、趣味、楽しみでもある食事が 暴飲暴食とならぬよう今から心掛けておかないとえらいことになりそうです。

9月定例会は、木村県政の2期めのスタ−トであり、高野熊野世界遺産登録による地域経済活性化と、 環境、文化的遺産の保全管理の推進とともに、南海貴志川線の存廃問題、大成高校、 古座高校等の統廃合問題も大きくクロ−ズアップされました。 私も9月7日(火)、「貴志川線存続に向けてのシンポジウム」に参加してまいりました。 台風18号の影響で猛烈な暴風雨の中にもかかわらず、満員の来場者で会場はあふれかえっておりました。 住民の熱気で国土交通省当局も存続に前向きな発言をされておられました。 9月30日には南海電鉄はいよいよ貴志川線の鉄道事業廃止届を国交省に提出したとはいえ、 要は住民の存続への強い意思とやる気で、具体的に住民、市町民側もチケット販売協力、 浄財集金活動、広報活動、企画列車を走らせたりして経営運営に参画するような活動を行い、 それに対して、行政や南海電鉄も支援していけるような住民側のさらなる盛り上がりが必要ではないかと思います。 私も今後新たな道路建設も進捗がままならない中、リードタイムが守れる鉄道は将来の交通手段として必ずや 見直されてくると思いますし、ぜひこの貴志川線も存続していただいて和歌山市・貴志川町の大きな団地もかかえる 住民の生活・交通手段としてさらなる利用促進が図られるようお手伝いができたらと思っております。 県立高校の統廃合の問題でありますが、私も受験生を子供に持つ保護者の立場からすれば、 今回の県教育委員会の進め方はあまりにも性急、唐突に過ぎはしないかと思います。 もう少し前から時間をかけて県民、そして県議会へ説明する期間をもつべきであったと思います。 生徒数の減少の中やむをえない事情もあるのですから、時間をかけて多数の人の納得の上で、 あくまで民主的に結論を下していただきたいと思います。知事も積極的な、併設型中高一貫校を増設していくことにしても、 地域的バランスも大事かもしれませんが、それぞれの学校の中高一貫教育に対する準備・熱意、 それに適材適所ということも考慮に入れてすすめていただきたいと要望するものであります。 中高6年間の中で生徒が各々精神的にギアチェンジができる節目を設けながら、私学とは違った、 文武両道の、実社会で通用するリ−ダ−を養成していていってもらいたいものです。

県議会道路建設促進議員連盟の北海道県外調査 中富良野町のファーム富田「秋の彩りの畑」前にて 美瑛町でシ‐ニックバイウェイ(景観の良いわき道)の説明を地元NPOの方より受ける 日本道路公団帯広工事事務所、工事現場前で「北海道横断自動車道」の状況説明を受ける 和歌山里浜づくり事業式典で有力参加選手の皆さんと記念写真 平成16年7月25日、よさこいのウェルサンピア会場にて子どもたちとはしゃぐ図 砂の丸公園にて、踊り直前の若い衆と気合の入れ直し 西の丸公園にて、「どっこいしょ」を踊る高松勝手連

高松勝手連には隆猪会も参加、みんなで大いに盛り上がる! 気分もいつしかハイになり、勝手にポ‐ズをきめる長坂たかし 平成16年7月17日、宇須井原神社夏祭りの宵宮でも踊った高松勝手連の皆さん 地元のラジオ体操で朝から元気な長坂たかし 平成16年6月27日、安原支部懇親会にてごきげんさんの図