平成12年11月<補欠選挙当選>

去る9月3日(日)、和歌山県議会議員補欠選挙におきまして、38,036票という 皆様方の多大なるご支援、ご尽力を賜りまして、お蔭様で2度目の当選を果たさせていただき、1年5ヶ月 ぶりに県議会へ返り咲くことができました。ここに心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
衆議院選挙の直後でしたし、去年の4月の挫折以来、家族孝行もできていないので、この夏は久しぶりに ささやかに家族旅行でも、スポーツでもと思っていた矢先、日頃敬愛申し上げておりました西口勇前和歌山 県知事の体調不良による突然のご勇退から、知事選と同日選挙ということで願ってもないチャンスをいただき、 私は欠員が1人であれ、2人であれ、鬱積したエネルギーを爆発させて和歌山市選挙区の皆様に長坂たかし の存在をアピールし、和歌山県に対する私の熱き思いのたけを訴えようと出馬に踏み切りました。
日頃ご無沙汰しがちな友人たちにも、「どうやって何万という票を取れるんや。やめとけ。」 「3年後をめざして地道に歩け。」等々、私のことを心配してくれる余り、厳しい慎重な意見が続出しまし たが、「何事も挑戦せんことには始まらんやないか。大好きな夏に持ち前の体力、気力で自分をアピール すれば決してぶざまな戦いはせん。なせばなるんや。」と、私の心の内はすでに決まっておりました。 今まで2回の選挙で組織的な動きが不得手で、ろくに推薦願いの書き方もわからなかった自分でありました が、皆様からのご指導の甲斐あって、短期決戦の中、浪人時代からお世話になっていたCSG連合そして 連合和歌山、部落解放同盟、保守党、そして民主党と次々とご推薦いただき、他にも各界、各方面から力強 いご支援をいただいたいくさでありました。
8月4日の出馬表明後、毎朝のようにJR和歌山駅前、南海市駅前、 市役所前、そして県庁前に私を鼓舞してくださる数人の支持者とともに立たせていただきました。はじめは 「この人一体何もんや。何してんのや。」といぶかしげに眺めていらっしゃった方々にも日を追うごとに、 「おはよう」、「頑張ってよ」、また「応援するで」と笑顔で声をかけてくださるようになり、私の心の ボルテージは上がる一方でした。とにかく寝る間も3度の食事の時間もおしんで、「たった一ヶ月の戦いや。 やりきったろう。」との思いで門礼、朝昼夕礼、お引き回し、ミニ集会、演説会と駆け回り、できうる限り 名刺を配り、握手をさせていただきました。私の不徳のいたすところ、なかなか選挙体制、組織も組めずに、 連日ご支援いただく皆様や事務所のスタッフの皆さんに大変なご迷惑、ご苦労をかけた選挙でありました。
開票日当日も夜中12時前まで当確が出ずにハラハラさせっぱなしで したし、当選が決まってからもご支援いただいた皆様への電話かけ、お礼参りと私以上にお力を尽くして 下さっております。感謝、感謝の毎日です。ほんとうにありがとうございました。
当選後まもなく、喜びよりもむしろ次回の2年半後の選挙がまことに厳しいものになると緊張感を持続 させつつ、皆様に厳しくご指導をいただきながら、日々あわただしく、しかしやりがいをもってすごしております。

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