平成13年11月<厳しい雇用情況>

めっきり秋も深まってきました。皆様お元気ですか。
私も食欲の秋とばかりに毎日おいしくいただいております。 好きなスポ−ツも月一回のテニスで汗を流す 程度の運動量の中、はちきれんばかりの身体で益々元気な議員活動の日々です。  
我が子の小学校、幼稚園の運動会やPTA研修、 文教委員会の県内外調査で特色ある学校づくりや東京都が いち早く決定した学区制の廃止についての調査、 みやぎ国体での 選手団激励、5日間にわたる決算特別委員会 出席等々行事日程を追いかける毎日です。

平成14年度和歌山県の予算編成 ですが、10月4日(木)に 記者発表されましたが、徹底した事業の見直しを行うこととし、既存事業については15%の削減が 目標に置かれております。また、21世紀の新しい和歌山づくりのため、「緑の雇用事業」や「新ふる さとづくり」など新しい発想による時代の潮流にマッチした事業を積極的・重点的に推進すること としております。
当面がまんの時期がつづきそうですが、既成の概念にとらわれない発想の転換が必要では ないかと思います。

雇用状態ですが、5%を 越える失業率と発表されておりますが、実際には数字以上の厳しいものがあるような気がしてなり ません。再就職先のご相談を私のところへも実にたくさんいただきますが、数年前に比べてずいぶ ん難しくなっております。  
国や県には、高齢者を一定以上雇用する事業所に助成をするとか、失業者 の訓練延長給付制度を拡充するとか、また仕事の少ない中増加しているパ−ト労働者の立場を守るための施策を求めていかなければなりません。近将来の雇用の受け皿としては、高齢化が急速に進む中、介護福祉分野の人材育成が急務ですし、特に都市部で保育所の待機児童ゼロをめざして保育士が質量ともに充実を迫られておりますし、一般廃棄物や産業廃棄物があふれつつある中、喫緊の問題として リサイクル施設、超高温での有害物質の出ない溶融炉による処理施設を建設して廃棄物問題解決を進めなければなりません。こうしたあたりに雇用を生み出さざるを得なくなっていると思われます。
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