近況報告

長政研レポ−ト vol.23号  (彩夏号)

各種総会・大会が多いこの季節であります。雨の日も多く、近海では冬の寒さが厳しかったせいか、 魚の回遊も一ヶ月ほど遅れているようです。 世間では相も変わらず幼児殺害事件や肉親間の殺傷事件が後を絶たず、「安全・安心・安定」の日常が送れる 地域づくりの必要性を痛感いたします。 県も平成18年度当初予算で約65億円の人件費削減、人口減少問題への対応として最高100億円を限度に 大規模工場立地企業への立地促進助成を打ち出しました。県職員が18年、19年の2年間に1000社以上の 企業訪問を行うといった、当局も強い意気込みを感じさせてくれています。問い合わせも数多く来ているようで、 これには期待もしたいし、私としても全国有数の和歌山県の誇る農水産物資源を活かせる企業、 あるいは恵まれた資源を活用して次世代に実利を生み出すための人材育成、本格的研究機関となるような 大学を一企業に見立てて和歌山県に誘致してもいいのではないかと思っております。来春の試練に向けて しっかり勉強してまいりたいと思います。皆様どうかよろしくご指導お願いいたします。
<第18回和歌山バイオサイエンスフォ−ラム>
平成18年2月2日(木)、和歌山バイオサイエンス連絡協議会の総会後、 今回は富山県立大学工学部生物工学研究センタ−教授の浅野泰久先生をお招きして、 大学での先進的バイオの取り組みと地域貢献について講演いただきました。 当大学は過去4年間就職率も全国第一位、少人数教育で県内外の多くの企業とも連携が取れており、 元々「薬の富山」の伝統を活かしながら、健康・機能性食品開発に貢献されております。 和歌山の誇る農水産物を活かす上で大いに参考になりました。次いでパネルディスカッションでは、 細谷圭助和歌山大学教育学部教授、三谷隆彦近畿大学先端技術総合研究所教授、 平田行正和歌山県農植物バイオセンタ−所長、そして谷口久次県工業技術センタ− 化学技術部長にもお入りいただいて、今後の県内におけるバイオ研究と人材育成の核となる 機関の必要性を引き出していただいた次第です。次回フォ−ラムは7月1日(土)午後2時から、 西高松のサンピアで、石川県立大学生物資源環境学部食品化学科の後藤秀幸助教授をお招きして開催予定です。 ぜひ産学官の活発な交流にご参加ください!
<民の力〜「淡路ファ−ム、イングランドの丘>
ゴ−ルデンウィ−クの5月4日(木)、せめてもの家族サ−ビスにと淡路島へ渡って、 平成13年4月にオ−プンされた「イングランドの丘」へ行ってまいりました。かつて県営の 農業公園で大赤字だったところを地元三原町が第3セクタ−を立ち上げて、民間の株式会社に 運営を任すといった、「設備を公共で、民間が運営(ソフト)を担当する」という「公設民営方式」を実現させた訳です。 イギリスの湖水地方のような森と水辺に囲まれた「イングランドエリア」、そしていろんな植物を楽しみ、 コアラを見たり、動物とふれあえる「グリーンヒルエリア」に分かれ、食の工房での体験教室や、 ボ−トに乗ったり、バ−べキュ−を楽しんだりと、淡路の新名所になって大賑わいの公園であります。 入場料も1000円以内、駐車場と会場との間はシャトルバスも運行されていて、非常に手軽に楽しめる公園でした。 和歌山にある公営の公園もリニュ−アルして民の力を投入すれば、賑やかな魅力的な場所に変貌するのではない かと感じた次第です。
<県議会議員総定数削減問題について>
 平成18年3月17日(金)県議会最終日、結果的に議員総定数は現行定数で可決されました。 第1次市町村合併で市町村議会議員数が23%も削減されるなど、大きな痛みを持って努力する中、我が県議会は現行のまま。 当然県議会も定数減の方向に沿うべきで、批判は甘んじて受けるべきだと思います。  ただ私見を述べさせていただくならば、平成21年に第2次市町村合併もあり、中途半端に世間体を気にした その場つくろいの削減を今回行うくらいなら、21年に一挙に大幅な削減をすべきだと思います。その時には 県都和歌山市も(人口割からすれば定数17人(現行は16人)でありますが)、削減の対象に当然なるべきであり、 総定数46人を40人以下に削減するくらいの抜本改革を行わなければならないと思います。本来県議会議員が自身で 決定するのではなく、第3者諮問機関を設置してその答申のもと民意を反映しながら決定すべきであります。 とにかく地域に根ざして民意を吸い上げながら、将来の明るい県政を築くため、県議会も少数精鋭で切磋琢磨できるよう、 改革の手を止めないで私もがんばってまいります。  4月の晴天の日、子どもたち4人と一緒に、大池遊園、ビオト−プ孟子、 そして山東経由で市民サイクリングに参加させていただきました。みんなへこたれずに最後まで 完走してくれてほんとうに頼もしく感じました。来年秋には、和歌山市においてぜひとも 全国サイクリング大会を招致しようと和歌山県サイクリング協会でがんばっております。 県市連携のもと、教育、観光行政にも積極的に関わっていただいて、近い将来、 和歌山県内安心してサイクリングが楽しめる道路環境を創っていく大きなきっかけになればと思います。 ぜひ皆様、大会の節には和歌山の魅力再発見とばかりにご参加ください。(長)

地元の公園を大切に〜和歌川河川公園でのゴミ清掃 3月8日(水)県議会一般質問に立つ B 2月6日(月)新春懇親会にて語る長坂たかし C 多くの皆様に熱心にお聞きいただき、感謝! D 地元婦人会の遠足でおはじきに興じる図 E 4月26日(水)地元パワ−で塩屋地区へ警察官立寄所設置!開所式 F 手づくりの看板と警ら箱の除幕

G H5月1日(月)子どもの交通事故多発箇所へ「のぼり」と「とまれ表示」を設置いただく G H5月1日(月)子どもの交通事故多発箇所へ「のぼり」と「とまれ表示」を設置いただく I 3月17日(金)JR紀三井寺駅から和医大への直通道路待望の完成! JK 3月下旬パチンコ1,2,3から山東鉄工所前、市道拡幅一部開通 この大きな路面排水で雨水対策! JK 3月下旬パチンコ1,2,3から山東鉄工所前、市道拡幅一部開通 この大きな路面排水で雨水対策! L 5月14日(日)和歌祭、盛り上がりました。私は交通指導員でお手伝い M 5月6日(土)和歌の浦スチュ−デントジャズフェスティバルにて

                                                                                                               
N 中学・高校生の見事な演奏と仕掛け人瀧さんに拍手! O 2月2日(木)第18回和歌山バイオサイエンスフォ−ラムでディスカッション P 4月のサイクリング、いい汗かきました! Q 貴志川町平池野鳥観察公園前で、サイクリング一行笑顔でパチリ