近況報告

長政研レポ−ト vol.31号 春告号

肌を刺す冷たい日があれば日差しが暖かい日もあり、春へと確実に向かっていると感じさせる今日この頃ですが、皆様お元気ですか。年末年始にかけて融資のご相談が例年以上に実に多かったし、巷で就職難にあえぐ方、それに不況で厳しい選択に迫られる方々が身近に何人もいらっしゃるわけですが、政府の緊急雇用対策も間に合わず、経済環境も人の心と身体も不安定な世相であります。親が子をあやめる、逆もありと、日本人の美徳であった倫理道徳もどこへ行くのかふらふらと漂っています。一国の宰相ももっと自分の言葉に責任を持って発言に気をつけていただいて、国民を不安に陥れないでいただきたいし、批判する側も非難ばかりにいたずらに時間を費すことなく、「政治」として落としどころを与野党で十分協議いただきたいものであります。日本もドラスティックな抜本的な変革が求められている時です。国民の生活を守るためにも一刻も早い天下分け目の戦いが必要ではないでしょうか。

<1月21日〜23日行政改革・基本問題等に関する特別委員会 県内外調査>  まずは、自ら市政にイエロ−カ−ドを示して財政健全化への懸命な努力のアピ−ルと市民への理解・協力を求めている和歌山市役所へ行ってまいりました。  連結実質赤字比率が1.35ポイント基準を上回ったわけですが、雨水対策に先に力を注ぎすぎて遅れをとった下水道事業も使用料のアップでしのいだり、全部売れても大きな赤字を残す土地造成事業でありますが、用地の買い取り等有効利用や低金利への借り換え等必死の努力の中で財政健全化に取り組んでいるとのこと、県市もできる限り協調して無駄をなくしていきたいものです。  次に県の新行財政改革推進プランにおいて廃止を検討されていた「NPOサポ−トセンタ−」と「青少年活動センタ−」へ行ってスタッフや利用者の皆様の存続への強い思いを聞かせていただきました。 翌22日にはまず北海道議会でかつての炭坑都市である夕張市と赤平市の惨状と財政再建に対する道庁の取り組みを聞かせていただきました。そのあと、いよいよ夕張市に入りました。降り積もった雪の中、今は農閑期の夕張メロンの温室の骨組みとかつての炭坑労働者の住まいであったたくさんの市営住宅を車窓の左右に見ながら、市街地に入りますと、通行人すらまばらで、市財政の足を引っぱったリゾートホテルや市立診療センター(かつての市民病院)をながめ、懐かしい映画の看板をそこかしこに見かけ、冬の間は雪にうずもれた夕張めろん城を見たあと、夕張市役所に到着しました。正面玄関には市役所と並んで銀行の表示があり、中へ入ると、いらっしゃいませの声もなく市職員さんがうつむいてお仕事をされていました。職員から説明を聞くにも会議室料を徴収されたわけであります。昭和35年12万人近くあった人口も平成2年の炭坑閉山を経て今は10分の1以下になっています。石炭産業の衰微を経て、アドベンチャ−ファミリ−等観光開発、とどめはスキ−場のリゾ−トホテル施設を民間から買上げたことでした。しかしこの時も市民自身のスキ−場とそれにかかわる施設存続の強い思いもあって、市が財源論議もなく決断をしてしまったことが「財政再建団体」に転落した大きな原因でありました。市の職員数も約3分の1に、市長は月給25万円、議員は18万円、投資的政策予算はゼロ、44億円の財政で15億円ずつ18年間返し続けるイメ−ジであります。今市民ボランティアもほんとうにがんばっておられます。しかし政治家の決断というのはいかに大変なものかということを思い知らされました。いくら批判を受けようとも目先にとらわれず10年、15年先の将来を見据えた決断が必要であるということであります。極力無駄を排し、富を生む、住民が心豊かに生活できる仕掛けづくりが行政に、そして政治家に求められます。いい勉強をさせていただきました。  翌23日にはウタリ協会が指定管理を行っている北海道立のアイヌ総合センタ−を視察しました。アイヌ人の隣接地域との古くからの交流とそれに培われた歴史の重さと「人権」の戦いの凄絶さを感じさせられました。

<12月6日長坂政策研究会政経懇談会>  今回は、脊髄の内視鏡手術で世界的権威であり、先生に診ていただくだけでも半年から1年待機の時もある吉田先生にご多忙の中お越しいただきました。 演題:「高齢化社会を生き抜くための運動器疾患の重要性」 講師:和歌山県立医科大学整形外科教授 吉田宗人先生  急激な高齢化・余命の伸長で、いかに要介護にならないように、健康的に長生きするかがポイント。運動器不安定症は新しい概念で、四肢、脊柱を運動器と総称、高齢者の4人に1人がそれで、歩行時にふらついたり、関節が痛くよろける。骨が弱く軽微な外傷で骨折したりする。脳・内臓の疾患は生命を脅かし、四肢・脊柱の障害は運動器疾患で、自由に移動もできなくなるし、人間としての人格・尊厳の維持が困難となる。80歳代は20%も筋肉量が低下し、骨密度は加齢とともに年1〜2%減少する。加齢現象による運動機能低下を食い止めるのが運動器不安定症治療の意義である。運動器不安定症になると、転倒が怖くて家庭に引きこもりがちになり、さらに歩行能力が低下する悪循環に陥る。そこで健康寿命が問われる。健康寿命は、認知症や寝たきりにならない状態で、心身ともに自立した生活ができて、介護が不必要な状況をいう。生活機能低下としては、変形性関節症・腰痛症で徐々に運動機能は低下するし、骨粗鬆症になると、高齢者の大腿骨頸部脊椎圧迫骨折にいたる。最も気になる症状として、トップ3は、腰痛、肩こり、手足の関節痛だ。日本は世界1位の長寿国だが、その一方で要介護老人が増加して、要介護対策はじめ健康寿命の延伸が求められ、運動器がいかに重要かということだ。今日本には、腰部脊柱管狭窄症は300万人、骨粗鬆症は1千万人、関節症になると3千万人いるといわれる。片足で15秒立っていられなかったら不安定症の陽性だ。ちなみに65歳から69歳は40秒、70歳から74歳は30秒、75歳から79歳は20秒、80歳から84歳は10秒が目安だ。高齢者に適した運動として、安全であること、面白さ・楽しさを備えていること、勝負にこだわらないこと、健康・気象条件に左右されないこと、どこでも誰でも簡単にできること、長続きできること等がポイントだ。スポ−ツ障害を予防するものとしては、念入りな準備運動、己を知ること、常に筋力トレ−ニング、十分な休養、傷害部位を完治させること、メディカルチェックなどが挙げられる。年間転倒率の変化であるが、2000年度では男が25.9%、女が27.5%であったのが、2003年度では男が14.2%、女が12.3%と運動によってそれぞれ改善されている。骨は骨芽細胞と破骨細胞とがあって、絶えず生まれ変わっており、しっかりカルシウムをとれば骨も強くなる。女性に骨粗鬆症は多く、50歳以降は危険だ。女性ホルモンは、カルシウムの代謝をつかさどる成分で、骨を貯める役割がある。骨粗鬆症の症状としては、身長低下、背が丸くなる、腰背痛がある。寝たきりの原因は、主に、1.脳卒中2.老衰(身体を鍛えたら変わってくる)3.骨折だ。股関節が折れて3日から4日経つと痴呆が起こってくるので要注意だ。大腿骨頸部骨折では骨折全例中25%が寝たきりになって、認知症が進むことになる。命はともかく、運動器については皆さん臆病でほったらかしが多い。生活の質を下げることになるから、すぐ治療をして痛くない生活を楽しむようにすべきだ。腰部脊柱管狭窄症は、年をとると背骨が変形し、背骨の中を通っている神経が圧迫され、足や腰がしびれたり、痛んだりする。神経が圧迫されると、血流が少なくなる。前かがみになると神経の血流がよくなるので楽になる。背筋をそらせると神経の血流が悪くなる。人生は1回しかないから、我慢してたら損だ。脊椎の内視鏡手術は1998年から行っている。腰部椎間板ヘルニアは、椎間板(髄核)の脱出によって、神経根が圧迫されて起こるもので、今までは「外科医の手術」であった。しかし内視鏡では患者の視点に立った手術ができて、余分な筋肉を切らなくてすむし、痛くなくて回復が早い。ちなみにみのもんたは腰部脊柱管狭窄症の手術から9日で退院したが、通常の「外科医の手術」だった。もし内視鏡手術をしていれば手術の日の夕方にはテレビに出ることができたくらいだ。超音波で骨を切るのだが、骨を切っても神経、血管は切れないのでご安心を。先端医療を用いて地域活性化を果たしたい。和歌山県を腰痛、頸部痛治療のメッカにして医療立県をめざすのだ。欧米では医療で成り立っている町がいっぱいある。本県には近くに関空があるし、県外からこられた患者は、治ってから和歌山県の熊野古道を歩こうかということにもなると思うのだ。

<1月13日UIZ労使会議講演会>  久しぶりに胸のすく思いで高橋先生の教育論を聞かせていただきました。以下要旨です。 「「親学のすすめ」親が変われば子も変わる」 明星大学教授・埼玉県教育委員長 高橋史朗氏  マザ−テレサは「アフリカの国々が滅びるとしたら貧困から、日本人が滅びるとしたら心の問題から滅びる」といっている。「自分が孤独だ」と感じている人は、欧米では10%未満だが、日本人は30%で、「私は役に立たない人間だ」と思っている人は日本人で52.4%もある。まじめでおとなしい子が犯罪を起こしている。自己抑制力が劣っていたり、相手のことを思いやれないのだ。協調性、罪悪感、自己抑制力は2歳の終わりまでに身に付くものだが、道徳の土台が崩れている。  今の教育界は全部責任転嫁だ。子どもが問題ではなくて、何かを変えるのではなくて、自分が変わるしかないのだ。江戸時代の子どもは現代の子どもと全く違っており、江戸時代の子どもは世界で一番幸せだったのではないか。現在世界で一番幸せだと思っている国は、1位がナイジェリア、2位がメキシコだが、逆境が人間関係のきずなを深めているのではないか。人間の欲はきりがなくて、経済力と幸福感の関係はない。温もり・暖かさをどれくらい感じているかが「幸福感」のものさしだ。個人優先主義からの脱却は、きずなをどう取り戻すかだ。今世界で一番マナ−が悪いのは日本の子どもで、一番ひんしゅくを買っているのは礼儀を悪くした親の責任だ。大人が変わらなければ、子どもがよくなるわけがない。睡眠時間だが、夜10時以降に床につく子どもは、欧米では16%から20%で、日本はその3倍に及んでいる。発達障害がなぜ増えてきたかがこの辺に理由がある。親は何でも学校の教師に責任を負わせがちだが、親が無断で子どもに学校を休ませた時、フランスでは2年の禁錮刑、アメリカでも罰金刑がある。親に責任があるのだ。一昨年改正された教育基本法では、「父母は教育者として第1義責任があり」、「行政は家庭教育を尊重し、支援する施策を講ずるよう努めるべき」とうたったのは大きな前進だ。お母さんは子どもをケアしながら、実際はケアされている。最近母親が授乳しているとき携帯電話をしているが、きずなの出発点ということに気づいていない。あるとき若い母親方に「雑巾はス−パ−で買わずに自分で縫って渡して欲しい」と言ったら、「100人いたら100人が便利さを追求するよ」と言われた。この国はいったいどこへ向かおうとしているのか。「しっかり抱く〜愛着」というのは母性愛、母港だが、今は子どもの帰る家がない、すなわち家が心理的安らぎの場所ではなくなっている。最近子どもが家の絵を描いたら、家が小さくなっている。日本の子どもは自己肯定感が低い。母性は丸ごと受け入れるが、父性愛は下におろして歩かせるものだ。熱く語る、子どもの壁になる父親がいなくなってきている。「父よ何か言ってくれ、母よ何も言わないでくれ」だ。家庭教育支援とは親育ち支援だ。子どもと心を通わせなければいけない。親が変わるために、子どもの問題がある。「何のために働くか、何のために勉強するか」が問われている。「経済」のものさしから「幸福」のものさしへ変わっていかなければならない。

<2月5日第25回和歌山バイオサイエンスフォ−ラム>  今回は「食品開発最前線」と銘打って、昨年9月に視察した宮崎県食品開発センタ−の柚木崎食品開発部副部長と、和歌山県立医科大学で健康機能食品に関する研究を行っておられる有田幹雄教授にご講演いただきました。日頃の「食品加工による産業振興を」という目標が徐々に進展しているという実感を持った次第です。 (和歌山県科学技術振興室長 矢田嘉秀氏)  和歌山県地域結集型共同研究事業が昨年12月に終了したが、次なるもくろみとして、1.果実プロジェクトを県工業技術センタ−食品開発室を核に行っていく。2.1.5次産業創生プロジェクトとして、新品種による種苗生産を商品化していき、輸出にまで持っていく。3.光計測プロジェクトとして、国の研究資金獲得を目指していく。 (宮崎県食品開発センタ−食品開発部副部長 柚木崎千鶴子氏) 演題:「宮崎県食品開発センタ−の業務と産学官連携の取組について」  当時の知事が食品加工に力を入れて、平成3年に食品加工研究開発センタ−を設立したが、平成10年に食品開発センタ−となって、主に食の機能性研究を行っている。研究開発としては、まず、生産日本一のピ−マンの種子に抗菌効果があるということで、ピ−マン種子を利用した抗菌剤の開発を行っている。抗酸化活性が高く、ガン細胞増殖抑制活性の高いブル−ベリ−葉や、同じくガン細胞増殖抑制に効果的なヘベズ(柑橘類)の研究を行っている。生産量日本一の干したくあんの地域ブランド化を目指し、抗ストレス効果、高血圧抑制効果のあるGABAの成分研究も行っている。中性脂肪もコレステロ−ルも減少させるニガウリの野菜ジュ−ス開発も行い、県外健康食品素材メ−カ−が商品化してくれた。地域結集型共同研究事業では、南九州特有のウィルス性肝ガン、C型肝炎のキャリアを進行させないことをテ−マにブル−ベリ−葉の機能性研究を進めた。このブル−ベリ−葉は、C型肝炎ウィルス抑制効果がインタ−フェロンに近く、肝臓保護機能もあることがわかった。平成20年から21年度の経済産業省の地域資源活用型研究開発事業で飲料開発を行い、現在お茶の試作をしているところだ。医療との連携も難しく、人実験となると倫理委員会の問題もある。一般健常成人男性40名での安全性実験ができて、事業年度内では間に合わなかったが、今後患者の方に飲んでいただくことになっている。当センタ−の反省点としては、PRのことを考えれば、また成果としてブランド化を進めるのに、原料確保のことを考えるとやはり農政サイドとの協調が必要だ。また加工技術研究が少しおろそかになって機能性研究に偏りすぎた時期もあったので両方推進すべくもう一度再構築したい。 (和歌山県立医科大学保健看護部教授有田幹雄先生) 演題:「柿酢と健康〜和歌山県立医科大学におけるアグリバイオへの取組について〜」  和歌山県立医科大学の健康機能食品に関する研究のひとつとして、戦略的研究開発プラン事業「きのくにフル−ツ素材の保健機能食品の開発」で柿酢の研究を行った。日本人の3大死因のうち、脳卒中が一番関係するのが高血圧である。動脈硬化は15歳くらいから起こる。健康寿命を長くするためには、適度な運動、血圧の正常化(上は140未満、下は90未満に)、禁煙、肥満を避けるといったことがコツだ。それによって動脈硬化、ガンも予防できる。高血圧は完治するものではないが、コントロ−ルはできる。一般に無症状であり、サイレントキラ−と言われる。世界中の死因に寄与している危険因子は、1位が高血圧、2位が喫煙、3位が高脂血症であり、生活習慣を修正しなければならない。主に減塩(1日6グラム以下)と運動療法(有酸素運動)だ。血圧は1日でしょっちゅう変わる。日中は高く、睡眠中は低く、起きぬけは高い。家庭血圧を図ることが必要だ。柿酢が健康によいと言われるのだが、飲みにくい。2ヶ月の摂取で血圧に軽度の低下が見られ、便秘も改善された。柿酢には普通の酢の3倍以上のカリウムが含まれ、ポリフェノ−ルも赤ワインの3分の1ある。柿酢研究は官学連携でやった。今後の課題もあって、保健機能を有する果汁飲料の開発に取り組んでいる。柿酢10%入り、温州みかん果汁60%の飲料だ。この実験によると、高血圧者の血圧は有意に低下、肥満がない高血圧者の血圧は低下した。何より生活習慣の改善をバランスよくすることが大切だ。

<12月2日 薬草栽培研究勉強会> 10月21日、旧厚生省の和歌山薬用植物栽培試験場の所長をされていた野口衛先生が、日高川町中津村の地域イベントに来られると聞いて、お話をうかがいに行ってまいりました。昭和62年から平成10年まで着任されて、トウキ(当帰)やキジツ(枳実)といった生薬の産地づくりや薬草料理等の研究で多大な貢献をされたお話をうかがいました。かつては和歌山県は全県的に薬草栽培の組織化もされ、一大生薬の県にしようと情熱を燃やされていたそうであります。帰りがけ旧和歌山薬用植物栽培試験場、現(独)薬用植物資源研究センタ−和歌山研究部を訪ねましたが、400種類に及ぶ薬草が今なお栽培され、この貴重な資源を和歌山県のために絶対活用すべきだと思いましたし、この薬草をお一人で毎日水をやり栽培されている高松さんのお姿に心を打たれました。野口先生から、「小規模でも品質のいいものがあれば、必ず薬草で県の活性化は図れる」と心強いお話が心に残り、早速和歌山バイオサイエンス連絡協議会へ話を持ち込ませていただき、12月2日の勉強会開催となりました。  薬草栽培研究勉強会では、野口先生から、和歌山試験場の歴史、キジツの印南町での生産を進めて今なおツムラへ独占的に納入していること、昔から高野町冨貴にて盛んに栽培されていたトウキのお話、そして「薬草を食べる会」の活動を今でも続けられ、薬膳・薬草料理の研究にも当たられて、新しい流れを作ろうとされているお話もうかがうことができました。  また地域の郷土料理と薬膳を結び付けて、薬用植物資源研究センタ−の薬草も利用した「食」を中心とした地域振興、観光振興をという方向に展開できないものかと、ということで、まず薬膳というものを食べてみようということになり、2月7日、野口先生と共に薬膳料理を研究されている新宮市の西嶋久美子先生のレストラン留異へ有志でお邪魔して薬膳料理の食事会を行ってまいりました。地域で採れる自然の食材に、熊野に自生する雑草の中から薬効があるものを探して料理に使用する「熊野薬膳」の研究をされています。私たちも「不老膳」をいただいて、安心安全な食材を使って丹念にまごころこめてつくられた第1級の料理を、一箸ごとに身体が改善されていくような気持ちになっておいしくいただきました。西嶋先生の強い愛郷心と「食」での地域振興への並々ならぬ熱い思いを感じました。

<COP15 CYCLING TOUR デンマ−ク大使とのエコサイクリング開催> 本年5月31日(日)に和歌山市において執り行われることになりました。今年は地球温暖化に対する国際的な枠組みを設定した「京都議定書」から12年を経て、デンマ−クのコペンハ−ゲンにて第15回締約国会議(COP15)が開催されます。和歌山県においてもCO2削減に寄与するサイクリングを通して世界に向けて、県下における様々なエコ(環境)の取組をアピ−ルする国際的なイベントであります。朝9時にデンマ−ク大使とともに和歌山城公園砂の丸広場を出発、11時半に帰ってきて砂の丸広場でエコアピ−ルイベント開催後、午後1時にサイクリング再開ということで、環境、観光アピ−ル、国際交流とサイクリングの振興に貢献できたらと思っています。参加料は一人2000円(予定)です。ぜひ奮ってたくさんの皆様のご参加をお願いいたします。(主催:デンマ−ク大使館  主管:(財団法人)日本サイクリング協会、和歌山県サイクリング協会)

<隆猪会(後援会青年部)便りvol.10  〜あっちゃんのひとりごと〜> 鹿児島県に行ってきました。目的は知覧特攻平和記念館。17歳からの多くの若者が、ここ知覧から大空に飛び立ち散華しました。どのような決意で特攻を志願し、何を叫びながら敵艦に突入したのかを考えながら、展示されている遺言状等を読みました。そこには、自らの犠牲をもって、祖国(彼らにとって両親をはじめとする絆で結ばれた人たちのことであろう)を守り、戦後の日本の復興、恒久の平和への願いが綴られていました。戦時中は、彼らを軍神と崇め奉っておきながら、戦後、心無い人から、彼らを「犬死」と言い、生き残った者には「特攻崩れ」といわれたそうです。最近では、アルカイダのテロと同じように扱う知識人もいます。しかし、我々は、現在の平和は特攻に限らず多くの尊い犠牲の上に成り立っていることを認識し、彼らに感謝し敬意を表すべきだと考えました。 好評をいただくラジオ放送出演! ぜひ聴いてみてください! 1.「健やかな老後をおくろう」高齢者福祉について和医大上野先生と共に語る WBS和歌山放送 毎週日曜日午後5時50分から同6時まで 2.「青春おもいでグラフィティ」フォ−ク世代の皆様にお届けする昭和の話題&音楽プログラム WBS和歌山放送 毎週木曜日午後11時から11時半まで 出演:シ−ちゃん、チョ−さん、カ−坊

<編集を終って> 13年間関わってきた地元高松小学校のPTA活動もいよいよ今3月で終わりです。仕事柄、活動もなかなか思うにまかせないことも多々あって皆様にご迷惑もおかけしましたし、PTA会長の際も全く不相応でありましたが曲がりなりにも勤めさせていただいて、校長先生から子供時代の如く文章の書き方をご指導いただいたり、保護者から様々なご意見・ご批判をいただいたり、いろんな突発的な事案にも遭遇いたしましたが、PTAの先輩・同僚の皆さんの協力や、先生方のご指導、そして子どもたちだけでなく、親のわれわれをも温かく見守り、ご理解・ご協力、そしてご指導をいただいた地域の皆様のお蔭様で、無事小学校PTAも卒業の時が近づいてまいりました。なんとなく寂しい気もいたしまして、可能な範囲でPTA事業にも参加させていただいているつもりです。先日もバザ−と餅つき行事に参加して、地域の皆様や子どもたちと一緒に餅つきを楽しみましたが、思えば童心に帰って地域の子どもたちと楽しく遊ばせていただいた、あっという間の年月でありました。わが子との交流となると反省することばかりでありますが・・・! 小学校関係者の皆様、本当にお世話になりまして、そしてPTAにおいてもたくさんの思い出をいただいてありがとうございました。(長)

1. 雪に埋もれた夕張めろん城前にて 2. 夕張市内各所に懐かしい映画の看板あり 3. 銀行にも入ってもらっている夕張市役所 4. 指定管理者制度下のアイヌ総合センタ−にて 5. 県政報告する長坂たかし 6. 講師の和歌山県立医科大学整形外科教授吉田宗人先生 7. 和歌山市ソフトボ−ル協会の皆様と

8. 片時もビ−ル瓶を離さない長坂たかし 9. 閉めは安井事務長に引き締めていただく 10.京都の東福寺にて 11.乾杯前に皆様勢ぞろい 12.山中温泉での宴会で盛り上がる 13.東尋坊で恐る恐るカニのポ−ズ 14.1月4日西口文也投手の新春励ます集いにて

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           
15.11月30日記念吟剣詩舞道大会懇親会にて 16.クリスマスパ−ティにて歌やベリ−ダンスの皆様と記念写真 17.12月26日湯川先生を囲んで年忘れ会 18.1月30日高松婦人会新年会で見よう見まねの花笠音頭 19.12月19日グラウンドゴルフ双子島荘杯後仲良く懇親会 20.1月3日雪の積もった丹生津比売神社へ初詣 21.和佐から西和佐周辺を疾走
22. 和佐から西和佐周辺を疾走 23. 根来寺で100人近くの参加者の祈祷をいただく 24. 1月にホ−ムパ−ティ誕生会、そろそろきてます! 25. 12月に小瀬田地区周辺になかった悲願の郵便ポストを設置いただく 26. ポンプ式で安全 27. 蛇口も付けていただく 28. 宮崎県食品開発センタ−柚木崎千鶴子先
29. 和歌山県立医科大学保健看護部教授有田幹雄先生 30. 研究所の風情たっぷりの建物 31. 今なお400種近くの薬用植物を栽培 32. 2月7日新宮市で西嶋久美子先生の薬膳料理を味わう 33. バザ−には早朝よりお客様が多数来場 34. 地域の皆様にお手伝いいただいた餅つき 35. 生まれて初めての生け花
36. 俳画、日本画、押し花もご指導いただく 37. 青墨会小笠原会長の指導のもと処女作「双子島」完成! 38. 10月18日高校時代恩師多紀先生の「祝卒寿多紀展」、いつまでもお元気で! 39. 8月15日、和歌川遊歩道(三沢町)が柳の枝と雑草でふさがれた状況 40. 本年1月県道岩出海南線と農道との交差点を停車中の車がふさがないよう路面表示をしていただく(和佐地区) 41. 42.
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